Mitaka Sound 公式ブログ : ustream

こんにちは、こんばんわ。ホソダです。
僕はMacBook ProにAbleton Liveのバージョン8を入れて音楽を作っています。

僕らはたまにUstreamを使ってオンラインライブをやるのですが、そのときの配線方法がイマイチ非効率な気がしていて、どういう配線で配信するのが一番良いのか改めて考えてみました。ちなみに僕が使っているオーディオインターフェイスはEDIROLのUA-25、2in2outというミニマムな仕様です。
素直に考えるとMacからの出音がそのままUstreamで配信されても良さそうなものですが、実際にはそう簡単にいかないのです。

配線をいろいろ試す

僕の環境では、Ustreamの配信用画面でオーディオのソースとして選択できるのは次の4つです。

・Built-in Microphone
・Built-in Input
・EDIROL UA-25 48kHz
・DV オーディオ

ピクチャ-6

<Built-in Microphone>
Macに内蔵されているマイクから入った音を配信することになります。

<Built-in Input>
Macの音声入力端子から入った音を配信します。ステレオのピンジャックでつなげるようになっています。

<EDIROL UA-25 48kHz(オーディオインターフェイス)>
USBにつないだオーディオインターフェイスが認識されています。このUA-25の入力端子に挿した音が配信されます。

<DVオーディオ>
試したことはないけれど、DVカメラの音声入力が配信されるのでしょう。

今回、Built-in MicrophoneとDVオーディオは関係ないのでまずオーディオインターフェイス(以下UA-25)を選びます。するとUA-25の入力に突っ込んだ音が配信されますが、この場合Live8の環境設定でAudioの出力先をUA-25にしておくのではダメ。出力先は「内蔵出力」にして、Macのヘッドフォン端子からUA-25の入力に繋ぐことで配信できます。

ピクチャ-7

これで一応Live8の音を配信できるのですが、やってみるとなにやらノイズが聴こえます。。想像するに、何かの信号がMacのヘッドフォン端子から出てUA-25のUSB接続を介してループして、それでノイズってるのかなぁと。原因はよくわかりませんが、とにかく配信している出音にまでノイズが乗っちゃっているのでNGです。

残るはBuilt-in Inputです。Macのヘッドフォン端子から出た音をMacのInputに入れて配信、、なんだか非常に無駄な気がしますがやってみます。うん。ノイズが乗らずに配信できました!
依然としてノイズの原因はわかりませんが、とりあえず目立ったノイズ無く配信できました。しかしそこでまた新たな問題が。。

あともう少し。。モニタリングについて

Macの音声出力=ヘッドフォン端子からケーブルを出して音声入力に持っていってるので自分の出している音が聴けないのです。例えばもう一台のパソコンで配信されている映像を見ることもできますが、そこで聴けるのはUstreamによって配信された音なので、実際の音源と比べると2秒程度の遅延が発生しています。
なんとかUstream配信前の音を聴きながらプレイできないものかと。

そこで登場するのがBELKINのROCKSTAR。簡単に言うとオーディオのハブです。ステレオのピンジャックで5口に分岐させることができます。友達とiPhoneの音楽系アプリでセッションするときにあると便利かなぁと思って買っておいたのですが、思わぬところで出番がありました。

belkin

これを写真のようにつなげばMacから出た音を聴きながらプレイでき、なおかつノイズが乗らない音で配信できるということになります。おまけにスピーカーにも繋げますね。めでたしめでたし。

ちなみに僕らのUstreamのチャンネルは以下です。よろしく。
http://www.ustream.tv/channel/テクノスケープレーベル-ライブ