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2009年、Abletonがさらにアツい

日曜日, 1月 18th, 2009

Live 7ですら僕はまだ使いこなせているとは言えませんが、もうLive 8が発表されました。主な新機能は以下の通り。

・ワークフローの向上
・新グルーヴエンジン
・新ワーピングエンジン
・Looper
・新エフェクト
  + Vocoder
  + Multiband Dynamics
  + Overdrive
  + Limiter
  + Frequency Shifter

今のところ魅力を感じるのは「Looper」と新エフェクトのVocoderかな。VocoderはTAL-Vocoderを使ったことがあるけれど、実はイマイチうまく使えなかったので、毎度驚かされるAbletonのツボを押さえた使いやすさに期待です。

参考)
TAL-Vocoder
http://kunz.corrupt.ch/?Products:VST_TAL-Vocoder

Live 8の他に発表されたのはLiveセットのネット共有機能。ついこの間、相方のタカハシと「なんとか遠隔地での共同作業が簡単にできないものか」と話していた矢先のニュースだったので、これはうれしい。相手が持っていないプラグインを使っていても大丈夫というのがどういう仕組みなのかはよくわかりませんが、とにかく活用したいと思います。曲未満のアイデアレベルで手軽に交換できると、今まで形にできなかっトラックも日の目を見ることになるかもしれません。

また、実は一番うれしかったのがMax for Liveの発表。かねてから噂されていたCycling ’74とAbletonのコラボレーションが遂に形になりました。噂を聞く限り単純に想像できたのはLiveのプラグインやインストゥルメントをMax的に開発できたりする!というものでしたが、正にその通りのものになったようです。他人が作ったものも使えるとのこと。これはアツイです。自分で開発できるってことがまずハマること間違いなしなのもアツいですが、MAX/MSPの開発スキルを持っていて、さらにLiveユーザーの人がチョー便利なプラグインを開発してくれるでしょう。

「曲を作る」という本来の目的を忘れてしまいそうなほどハマりそうです。
実際に入手できるのはまだまだ先のようですが、楽しみに待っています。

すべての詳細はやはりオフィシャルサイトへ。

キセルワンマンリキッドルーム

水曜日, 10月 15th, 2008

キセルのリキッドルームワンマンを観てきました。

以前は、二人の演奏にプラスアルファな感じで他のミュージシャンが参加するようなスタイルのライブだったけれど、今や完全にバンドサウンドといった感じでした。ドラムの北山さん、シンセのエマーソン氏。どちらも良い仕事をしていらっしゃったけれど、でもやっぱり二人だけでやった曲が特に良かったし、お兄さんのギターループひっくり返しの奇妙なレイヤリングを駆使するスタイルの方が僕は好きなので、なんかその、ある意味物足りない気もしました。しかしアンコールでやった高田渡の「系図」がたまらなく良かったなぁ。

物販でライブ会場限定CDを売っていたようなのですが、一緒に行った妻がゴルフコンペとのハシゴだったためクタクタ。物欲は胸の奥に押し込みつつ家路を急いだのでした。

使用機材を考える

日曜日, 5月 11th, 2008

 相方がブログで制作環境について書いていたので、僕も書いてみます。

Computer: MacBook Pro
DAW: Ableton Live 7

Synthesizer: KORG Microkorg
Effector: KORG KAOSS PAD 2
MIDI Controler: EVOLUTION UC-33e
Sampler: BOSS SP-303

やってる人ならみんな知ってる、安いけど割と良いものばかりかと思います。これにいくつかのソフトシンセとプラグイン、いずれもフリー。でもこれで案外足りてます。結局アイデアなんだろうと思っております。プロの人の中にも、コロコロ機材を変えて作る人もいればずっと同じ機材の人もいますよね。

テクノポップユニット三鷹は結成8年になりますが、音源という音源を未だに出していません。かたちにしたいという気持ちはあるのですが、どうもすぐに飽きてしまうというか、作品の作り方として「これでOK!」という区切り方が分からないようです。とはいえ、やはりかたちにしたい。かたちあるものもみんなに渡したいので、今年はがんばります。よろしく。