KORG nanoシリーズのその後
火曜日, 11月 18th, 2008
KORGからまたもやそそるアイテムが発売されます。
発表自体はもうだいぶ前にされていましたが、KORGのサイトで10月発売とあるのでそろそろ僕のいじってみたい気持ちが高まってきているため触れておきます。
鍵盤、パッド、フェーダ&ツマミの主要3種類のmidiコントローラですが、どれもコンパクトでミニマルな仕様になっているようです。ご自宅の狭い制作環境にぴったり、クラブの狭いブースにぴったりと。なんだかんだ言ってもとりあえずこれだけあれば十分だよねと思える機能に絞り込んだのはナイスな目のつけどころでした。デザインはあんまり好みじゃないけど。
価格がまだどこにも見当たらないのですが、僕の予想では一つ12,000〜15,000円くらいかなぁと。全部一緒になってるmicroKONTROLみたいな便利なmidiコントローラもありますけど、3つ買っちゃうとそれよりも高くなるって感じの価格設定になるんじゃないかと思います。
コンパクトで軽量だとパッドなんか叩いてるうちにあちこち動いちゃうとか、フェーダが重たくてずれちゃうよとか、鍵盤小さすぎてコード押さえらんないとか、そういった問題が気になりますがまぁ大丈夫なんでしょう。僕はフェーダのやつだけ、良さそうなら買いたいと考えてます。結局ね、狭いんですよウチ。ノートパソコンとmidiコン置くとなるともうそれだけでかなり奥行きがいるわけですが、もちろんそれ以外にもオーディオインターフェースとかその他小物も手元に置いておきたいし。そんな状況を少し良くしてくれるんじゃないかと期待しております。
今も昔も コンピュータで音楽を作っている僕ですが、実はハードのみでの制作にも興味があります。良しも悪しも最終的には人間から湧き出るアイデアが決めるのだと思いつつも、制作のやり方に触発されて出るアイデアもこれまた認めざるを得ないのです。なので「今までとは違った作り方」に興味があります。
そこでちまた(?)で大人気のKORG ELECTRIBE。
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/EMX-1/
以前から気になっていたのですが、最近あちこちにアップされている動画を見てみるとやはり作りやすそうで、ライブ感も出そうで、良いのではないかと思っています。またもやKORG、でもKORG。ハイコストパフォーマンス。次の臨時収入まで考えておきます。
相方がブログで制作環境について書いていたので、僕も書いてみます。
Computer: MacBook Pro
DAW: Ableton Live 7
Synthesizer: KORG Microkorg
Effector: KORG KAOSS PAD 2
MIDI Controler: EVOLUTION UC-33e
Sampler: BOSS SP-303
やってる人ならみんな知ってる、安いけど割と良いものばかりかと思います。これにいくつかのソフトシンセとプラグイン、いずれもフリー。でもこれで案外足りてます。結局アイデアなんだろうと思っております。プロの人の中にも、コロコロ機材を変えて作る人もいればずっと同じ機材の人もいますよね。
テクノポップユニット三鷹は結成8年になりますが、音源という音源を未だに出していません。かたちにしたいという気持ちはあるのですが、どうもすぐに飽きてしまうというか、作品の作り方として「これでOK!」という区切り方が分からないようです。とはいえ、やはりかたちにしたい。かたちあるものもみんなに渡したいので、今年はがんばります。よろしく。