隙があればTwitterやFacebookで色々と告知しているわけですが、「そもそもあいつら最近なにやってるんだろう?」と疑問をお持ちの方もいるかもしれないなと思い(いて欲しいなと思い)自分の中での整理も兼ねてまとめてみました。
リミックスなど
Advanced Human氏が率いる「ElektraxMusic」グループの「AcidWorx」というレーベルからリミックスをいくつか出させていただいてます。(2014年9月現在)4曲ほどリリースされてます。以下のリンク先から購入可能です。
Elektrax Music
http://www.elektraxmusic.com/
AcidWorx
http://www.elektraxmusic.com/acidworx/
Mitaka Sound – Beatport(我々の曲が購入できます)
http://www.beatport.com/artist/mitaka-sound/367887
海外からリリースする場合は「テクノポップユニット三鷹」ではなく「MitakaSound」という名義にしてます。テクノポップって和製英語ですし、我々の曲ってそんなにテクノポップじゃないですからね。。
ライブなど
そして先日は静岡で開催されたAcidWorxのレーベルナイトにも参加しました。とってもナイスパーティでしたよ。
ちなみに我々の初ライブは僕がメインでPC(VAIOのデスクトップ)を舞台袖で操作して、ホソダがギターを弾くというスタイルでした。このレーベルナイトではホソダが機材をいじって僕は横で控えめに踊っているだけ(実質なにもしていない)というスタイルに。ここ数年はライブのたびに「お前も何かやれよ」と突っ込まれます。
Acidworxって?
SERi氏がA&Rを勤めるレーベルです。上記の通りElektrax Musicグループ。ここから我々のリミックスがリリースされてます。アシッドハウスを聴き慣れない方でも、バリエーション豊かな楽曲が揃ってますのでお楽しみいただけるのでは?
AcidWorx – Bearport
http://www.beatport.com/label/acidworx/36049
AcidWorx – Facebookページ
https://www.facebook.com/acidworx
[2014.09.25追記] 1周年記念コンピが発売されました
AcidWorx1周年記念コンピが発売されました。我々の曲は入っていませんがぜひ!
Let There Be Acid – Bearport
http://www.beatport.com/release/let-there-be-acid/1377026
Advanced Human氏って?
そんなElektrax MusicグループのボスAdvanced Human氏って、どんな方なんでしょうか?
Advanced Human(aka DJ Hi-Shock)はElektrax Musicグループ(Elektrax Recordings, Gynoid Audio, Android Muziq, Darknet & Hypnotic Room)の主宰者であり、Synwave, Gynoid Audio, Starkstrom Schallplatten, Slap Jaxx, Impact Mechanicsなど、数々の主要テクノレーベルよりリリースを重ねるテクノアーティスト。
引用元:clubberia
最近ベスト盤が発売されましたので是非!「Vol.1」ってことは「Vol.2」も出るんでしょうね。
BEST OF DJ HI-SHOCK, VOL. 1 – Beatport
http://www.beatport.com/release/best-of-dj-hi-shock-vol-1/1353150
SERi氏って?
SERi氏もベスト版がリリースされてます!まずは聴いてみてください。惚れますよこれは。
SERi – Facebookページ
https://www.facebook.com/SERi414
SERi – Beatport
http://www.beatport.com/artist/seri-jp/357894
Best of SERi (JP) – BeatPort
http://www.beatport.com/release/best-of-seri-jp/1317728
そもそもアシッドハウスって?
なんなんでしょうか?
アシッド・ハウスとは、狭義にはアナログシンセサイザーの変調効果を多用したエレクトロニック・ミュージックを指す。広義では、1987年頃からシカゴやロンドンで同時多発的に始まった、電子音楽、ファッション、クラブ・カルチャーをミックスしたカルト現象を意味する。
引用元:アシッド・ハウス – Wikipedia
「変調効果を多用した」というのは正しいんですけど、イメージ湧かないですよね。その元祖と言われるのが1987年にリリースされたこの曲です。
Phuture – Acid Tracks – iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/acid-tracks-ep/id414660262
ウニョウニョ・ビキビキ・ビヨビヨしながら反復されるベースラインが特徴(ざっくり)。「アシッド」という名前の通り、中毒性のある危ない魅力の音楽です。
我々の結成のキッカケにもなってる
テクノポップユニット三鷹の結成にはアシッド・ハウスが大きく関わっているんです。大学生だった僕はテクノ好きの友人を増やすために熱心に布教活動をします。CDを貸したり、一緒にクラブ行こうぜって誘ったり、Tシャツも作りました。
そこでホソダにいくつかのアルバムを貸すわけですが、Underworldやケン・イシイなど「取っ付きやすいかな」というアルバムの他に「こういうのも好きなんだぜ」ということでHardFloorのアルバムを混ぜておいたんです(ありがち)
そしたら、そのHardFloorにホソダが興味を示したんですよね。これは結成の大きなキッカケとなりました。
TB-303って?ローランドって?
アシッド・ハウスを語るうえで欠かすことができないのが1982年〜1984年にかけて販売されたローランドの「TB-303」というシンセサイザーです。発売当初は全然売れなかったらしく、ほどなく生産が終わってしまいます。その後アシッド・ハウスの盛り上がりなどで再評価され価格は高騰、簡単には手の届かない憧れの機材となります。
そんな罪深い機材を作ったのがローランドという楽器メーカー。たまに海外の会社と勘違いしてる方もいますが本社を浜松に置く日本のメーカーです。
それ以外にもダンスミュージックの世界では日本のメーカーが作った機材が重要な役割をはたしてきました。技術の進歩と共に新しい音楽も生まれます。なんかいいですよね。
TB-303 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BBTB-303
そんなこんなで
結成から14年、アルバムを1枚も出していないのに同人誌(テクノスケープガイド)を4冊も出しているユニットですが、ちょっとずつ楽曲を聴いていただけるようになってきました。今後とも生暖かく見守っていただければと思います!
テクノスケープガイド
http://mitaka-sound.com/tsg/
次のコミケに絶対行かなければならない12の理由〜すてきな同人誌紹介
http://propeller-tv.com/archives/7490416.html
同人誌@コミケットから、雑誌の未来が見えてくる!? – WIRED
http://wired.jp/2012/08/09/start-francesco/2/
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