石川初さん、大山顕さんに触発されて2010年の1月からGPSロガーでログを取ってます。上の画像は2012年末ぐらいまでのログです。改めて眺めると感慨深い。そう … このキャプチャを撮りたくて3年間持ち歩いていたといっても過言じゃないぐらい。
みんなGPSロガーを持ち歩いたほうがいい
刻まれた線を眺めながら頭に浮かんでくる「このログは○○したときのものだなあ」という圧倒的な説得力。大山さんの言葉を借りると「人生とは一筆書きのログである」。「残りの人生で、あとどれだけ線を刻めるんだろう」なんて感傷的になったりもします。今からでも遅くないので、みんなGPSログを残したほうがいいですよ!(断言)
だんだんと地図ができる
ログを見ていると実家のある千葉県船橋市には足を伸ばしてるけど、ほとんど東京都内で生活してることもわかります。石川さんが「私が私の地図を描く」と仰ってたとおり、だんだんと地図が出来上がってくる感覚も楽しい。こうやってみると行ったことのない場所ばかりだ。
高麗川と成田に行ったログをみると「関東平野の(ほぼ)西端と東端に行ってたんだな」とか気付く。(考えれば当たり前だけど)JR八高線も成田線も平野のキワを走ってるんですね。
GPS地上絵も描いた
GPS地上絵とはGPSロガーを持って街を歩いて地図上に絵を描いてしまおう … という遊びです。目的はあるのに目的地もなく歩く行為はなんともいえないものです。ログを取り出して地図上に絵が表示されたときの達成感たるや。
画像のヘビ(2班にわかれて描いたので頭のみ)は「GPS描き初め」という毎年恒例になりつつある「その年の干支をGPS地上絵で描いてしまおう」というもの。参考:デイリーポータルZ / 大人が35人、大雪の中10kmさまよい歩く
こんなログも残ってる
このログは遠藤一郎さんのイベントで「未来へ号バス」に乗せていただいてライブをしたときのもの。参考記事:RAINBOW JAPAN Vol.1 『遠藤一郎・未来へ号バス!! レコ発!!』プレイベント。こんなログが残ってるのも嬉しい。
スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在
で、そんな3年間のログを「スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在」というムックの大山さん記事で紹介してもらいました。みんなのログを見ながら大山さんが思ったことを書いてます。生活を丸裸にされたような恥ずかしさもありながら(笑)自分が気付かなかったことを指摘いただけたりほんとに面白い。
(石川さんによるGPS地上絵の記事もあります)
GPSロガーやスマホアプリの選び方から遊び方、カシミール3Dでの扱い方まで … いい感じのムックです。冒頭に「GPSログ&カシミール3Dが、日常をエンターテインメントに変える!!」と書かれてますが、GPSログを残しはじめると残さない生活がもったいなく感じてしまうんですよね。いやほんと今からでも遅くないので、みんなGPSログを(略)
参考記事
・“人生とは一筆書きのログ”『スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在』
・石川初さんウェブサイト
・ジェレミー・ウッドさん GPS Drawing
参考書籍&アイテム
次の記事:池袋から豊島五丁目団地まで